ISO 9001 / ISO 14001 規格改定動向のお知らせ【2026年1月19日更新】

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現在、ISO 9001(品質マネジメントシステム)およびISO 14001(環境マネジメントシステム)の改定作業が進められています。
お客様への最新情報として、改定スケジュールと主な変更ポイントをお知らせいたします。
なお、ISO規格の発行までには、何度かの意見投票を経て内容が変更されることがあり、そのため発行が遅れる場合があります。
現時点では不確定な情報も多く、現段階では対応を急ぐ必要はございません。

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ISO 9001:2026(品質マネジメントシステム)改定動向

1.改定スケジュール
  2025年8月     DIS(国際規格案)発行済み・投票実施
  2025年11月    DIS投票締切
  2026年1月     メキシコ会議にてDISコメント対応検討
  2026年4月~6月    FDIS(最終国際規格案)発行予定
  2026年7月~9月頃   ISO9001:2026発行予定  
  2026年12月      JIS Q 9001発行予定

2.移行期間
 ISO規格発行から3年間となる見通しです。
 注)移行期間はThe International Accreditation Forum (IAF) にて近日中に移行期間3年間として投票の予定
   です。

3.主な変更ポイント(DIS段階)
 改定作業は現在進行中のため、今後変更される可能性がありますが、現時点での主な変更点は以下の通り
 です。
 ① 品質文化と倫理的行動の強化
  • トップマネジメントのリーダーシップとして「品質文化」と「倫理的行動」の促進が追加されます
  • 組織の管理下で働く人々が認識すべき事項にも同様の項目が追加されます
 ② リスクと機会への取組の分離
  • 「リスク及び機会」が「リスク」と「機会」に分けて整理されます
  • 事業中断への対応が強化されます
 ③ 変更マネジメントの概念導入
  • 変更の計画において、変更マネジメントの概念が反映されます
 ④ 内部監査プログラムの明確化(9.2.2)
  • 表題が「内部監査プログラム」として明確化されます
  • 実施事項として「監査目的」が追加されます

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ISO 14001:2026(環境マネジメントシステム)改定動向

1.改定スケジュール
  2025年2月~5月  DIS(国際規格案)発行
  2026年1月5日   FDIS(最終国際規格案)発行
  2026年4月    ISO14001:2026発行予定
  2026年7月    JIS Q 14001発行予定

2.移行期間
 ISO規格発行から3年間となる見通しです。
 注)移行期間はThe International Accreditation Forum (IAF) にて近日中に移行期間3年間として投票の予定
   です。

3.主な変更ポイントFDIS段階
 当初は追補版2の発行予定でしたが、変更箇所が多いことから規格改定となりました。
 ただし、既存の要求事項の理解を深めるための変更に限定し、新たな要求事項の導入は避ける方針です。
 FDISにおける現行版からの主な変更点は以下の通りです。
 ① サステナビリティ関連の強調(4.1)
  • サステナビリティ関連の要求事項が強調されます
   組織課題の考慮事項が気候変動を含めて汚染レベル、天然資源の利用可能性、生物多様性
   又は生態系の健全性などの例示
 ② 利害関係者のニーズ・期待の順守義務化(4.2)
  • 法的要求事項以外にも組織が従うことを決定した利害関係者のニーズ及び期待は順守義務
   となることが強調されます 
 ③ 適用範囲の決定において考慮する組織の権限及び能力の明確化(4.3)
  • 「活動、製品及びサービスのライフサイクルに渡る“over”」権限及び能力を考慮するよう
   明確化されます
 ④ 活動、製品及びサービスを適用範囲に含めることの強化(4.3)
  •「必要(need)」を「しなければならない(shall)“」に強化されます
 ⑤ 適用範囲の文書化の目的を明示化(4.3)
  • 文書化と利害関係者への提供の2つの要求が、利害関係者へ提供するための文書化要求と
   して1つの要求事項に変更されます
 ⑥ 環境側面としての緊急事態決定の強調(6.1.2)
  • 環境影響評価を通じて環境側面として緊急事態を決定することが強調されます
 ⑦ライフサイクル視点の強化(6.1.2)
  • 環境側面への影響を及ぼせるライフサイクル視点の考慮が強調されます
 ⑧リスク及び機会の決定の独立化(6.1.4)
  • 従来6.1.1に含まれていた「リスク及び機会」の決定が独立した箇条となり、文書化要求
   が明示されます
 ⑨ 変更の管理の新設(6.3)
  • 変更の管理が新たに独立した要求事項となります
  • 計画された変更、予期しない変更等への対応が強調されます
 ⑩ 管理及び影響を及ぼす対象の明示化(8.1)
  • 管理及び影響を及ぼす対象を「外部委託したプロセス」から「外部から提供されるプロ
   セス,製品又はサービス」として明示されます
 ⑪ 監視、測定、分析及び評価対象の明示化(9.1.1)
  • 評価として「環境パフォーマンス及び環境マネジメントシステムの有効性を評価」する
   ことが明示されます
 ⑫ 内部監査における目的の明確化(9.2.2)
  • 各監査において「監査基準及び監査範囲」に加えて「目的」も明確にすることが明示さ
   れます
 ⑬ 内部監査における文書化する情報の明示化(9.2.2)
  • 文書化する情報として「監査プログラム」が含まれることが明示されます
 ⑭マネジメントレビューへのインプットの明確化(9.3)
  • インプット項目に対して「考慮しなければならない」を「含めなければならない(shall)」
   として明確化されます
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当社のサポート体制
弊社では、組織の皆様が新規格への移行に安心して取り組めるよう、しっかりとサポートいたします。
FDISが発行されたタイミングから、改訂内容について順次ご案内してまいります。

※本情報は2026年1月19日時点のものです。改定スケジュールや内容は変更される可能性があります。

ご不明な点やご質問がございましたら、JCQAホームページ「お問い合わせ入力フォーム」よりご連絡ください。
・お問い合わせ内容は「品質」もしくは「環境」をお選びください。

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